DTM・作曲
DAW を使ったボカロ曲・アニソン風楽曲の制作。リファレンス曲を聴いて特徴を掴み、構成→コード進行→メロディ→リズム→音色→歌→動画の順で組み立てる。
制作フロー
- 準備: 作りたいジャンルを数曲聴き特徴を捉える、環境構築、音源収集、構成・コード進行・メロディ決め
- 作曲: リズム → ベース/リード → 合成音声に歌わせる(歌詞)→ 装飾音・エフェクト
- 動画: textalive 等で歌詞PV
短尺化が進み1分前後の曲も多い。典型構成は「16s イントロ / 16s A / 8s+6s サビ」など。
コード/メロディ設計
- コード進行 と リハーモナイズ を土台に、丸サ進行+リリースカットピアノなどジャンル定番を採用。
- メロディは スケール(47抜き音階・ブルーノート・経過音)で設計。
- クオンタイズ: ノートをグリッドに揃える基本操作(クオンタイズ)。
ツール・音源
- DAW / シンセ: Vital(シンセ)、Serum、MT Power Drum Kit(ドラム)、Spitfire LABS(ブラス)、AmpliTube(ギターアンプシミュ)
- サウンドフォント: sforzando + Standard Guiter(sfz形式、奏法をkey switchで切替)
- テキスト音楽サクラ: MML系。
cdefgab、^伸ばし、l4/l8音長、o4オクターブ、'ceg'和音(テキスト音楽サクラ)。
合成音声(歌わせる)
Synthesizer V(琴葉姉妹 等)、CeVIO AI(可不)、VOICEPEAK / VOICEVOX / CoeFont など(合成音声)。CeVIO .ccs → UtaFormatix で Vsqx 変換 → textalive へ、というワークフロー実績あり。
コラボ形式
リレー作曲: BPM・キー固定で 16小節×3パート(リズム/コード/メロディ)を担当分けして1曲を作る。無色透名祭 のような匿名投稿イベントも作曲文化の一部。
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Kawaii Future Bass
2013年頃に登場した音楽ジャンル(KFB)。Future Bass を「かわいい」音色で再構成したもので、代表アーティストに Tomggg、Ujico*/Snail’s House、yunomi など。アニソン・ゲーソンへ取り込まれ、サビをハーフテンポにする「アレンジ上の革命」をもたらした。
サウンドの要素
- おしゃれなコード、太いベース
- ハーフテンポのドロップ: 2・4拍ではなく3拍目だけを鳴らすことでサビをハーフのリズムに
- Kawaii な音色: ホワンホワンするシンセ、シンセベル、8bit音(チップチューン)、ピッチカート/シロフォン/鉄琴、リリースカットピアノ、ボイスサンプル、クラーベ
- Jersey Club サンプル: ウィーン(riser)、ぽちゃん(水滴)、ベッドの軋み音
- trap要素のハイハット、サイドチェインコンプ(ダッキング)
制作のポイント
- シンセは Serum / Synth1 / Vital などで作る。NI Session Strings がよく使われる。
- 無料プラグイン構成: OTT(Depthで音圧)、TDR Nova(low cut)、Simple Side(サイドチェイン表現)、TAL Reverb 4。
- 構成は「イントロ → ヴァース → ビルドアップ → ドロップ」。詳細は DTM・作曲 を参照。
源流・周辺ジャンル
ネオ渋谷系(中田ヤスタカの CAPSULE 等)のオシャレで可愛い楽器編成が、後のアニソン・KFB に多大な影響を与えた。ケンモチヒデフミ のように Jersey Club から KFB に接近する作家もいる。
主なアーティスト・アイドル
yunomi / YUC’e / Snail’s House / ぷにぷに電機 / lapix / TAKU INOUE / Nor / Moe Shop / PSYQUI、アイドル系は BPM15Q / CY8ER / HO6LA など。電音部 ハラジュクエリアはほぼ KFB の総覧。
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